僕にとって常用したい標準ズームの第一条件はやはり軽いことです。そして、広角側は24mmスタートで望遠側は105mm、できれば120mmあるといいですね。明るさはF4あれば十分で、軽さを求めるのであればF3.5~F5.6の変動でも構いません。
そんな視点で各メーカーの製品を見ると、ニコンは24-120mmF4(630g)が存在します。キヤノン(700g)とSONY(663g)は24-105mmF4が存在します。一方、富士フィルムはAPS-Cなので16-80mmF4(440g)がやはり存在します。各社ちゃんと押さえていてさすがな感じです。解ってるな~。
軽さの面で行くとAPS-Cの富士フィルムが有利になります。フルサイズだと一番軽いニコンでも630gあります。富士フィルムより190g重くなります。スナップ撮影でカメラをずっと手にしていると、この200g近い重さの差は大きいです。
僕の撮影スタイルだとAPS-Cの方がバランスが取れます。なので、今はα6600をメインに使っています。
APS-Cのボディは、AFの性能、画質、手振れ補正等の評価でα6600が今のところ一番いいと思っています。でもボディとレンズのトータルでは不満がありました。
今使っているSONYのレンズは、Vario-Tessar T* E 16-70mm F4(308g)なのですが、設計が古いこともあって、画質的にはイマイチです。軽さはとてもいいのですけどね。
レンズメーカーのものを見るとTAMRONがAPS-C用の17-70mmF2.8(525g)を出しています。これ、なかなかいいレンズですが、少し重いです。F2.8いらないからF4で軽くしてくれたらいいのにな。それにいまさらこれに買い替えるのもなんだかな~。
最近、富士フィルムがX-T5を発表しました。これは興味深い。APS-C最高の4000万画素超え、そして定評のあるフジノンレンズ。富士フィルムの最大の弱点だったAFもSONY、キヤノンには及ばないが及第点の性能にアップされたと聞いています。実際に試さないと自分の実用に耐えるのかはわかりませんが、期待できます。
こうなると俄然X-T5とフジノンレンズの組み合わせを使ってみたくなりました。とりあえずテストしてみたいですね。