ミラーレスの液晶モニターのチルトに見る小さな工夫、大きな向上

 ソニーのα6000や6300でモニターとファインダーの切り替えをAUTOにしておくと、ファインダーを覗いていないのに影や指の動きで不用意にモニターからファインダーに切り替わってしまい、イラっとすることがあります。
仕方ないので、メニューから切り替えのAUTOを外して、ファインダー使いたい時はまた戻すという面倒な状態でした。パナソニックのGX7等はファインダー脇に切り替えボタンがあり、さっと切り替え出来ます。

 ところが、カタログやいろいろなレビューを見ても書かれていないのですが、α6500はモニターをチルトするとファインダーに切り替えのAUTOが自動的に外れて、モニターのみになります。チルトを戻してファインダーを覗くとちゃんとファンダーに切り替わるのです。これで使いやすくなりました。

 この機能、先に発売されているパナソニックのGX7mkIIで採用されている機能で、たぶんこれを参考にしたのでしょうね。ライバル機のいいところどんどん取り入れるのはいいことです。

 実際にストリートなどで使っている人にはこの便利さ分かってもらえると思いますが、レビューなどにはあまり取り上げられていません。

 センサーは違いますが、どちらも5軸手ぶれ補正で、この2機種は僕の中ではガチンコです。使い分けをどうしようか悩みますが、レンズが小型で取り回ししやすいGX7mkIIと、センサー性能と防塵防滴が強みのα6500、この2台がしばらく僕の主力カメラになりそうです。

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