マイクロフォーサーズ(以下m4/3)は最近はすっかりマイナーな存在になってしまった。
パナソニックはフルサイズに力を入れて、オリンパスは事業を売却、今はOM-SYSTEMSとなっている。
センサーの小ささから小型化が期待されていたが、現行機種をみると決して小型とは言えない。
そんな斜陽なm4/3であるが、かつてPanasonicから発売されていたGM5という機種をご存じだろうか。
GM1の姉妹機として、ストロボの代わりにEVFがついたモデルだ。
もう10年以上前に発売されたこの機種が、当時の新品価格の2倍くらいで取引されている。
GM5はm4/3のメリットを最大限に活かした名機だと思う。
きっともうこんな機種は出てこないんだろうな。
この写真も10年位前にGM5で撮った1枚だ。
今、僕がメインで使っているα7R4はGM5の画素数1600の3.75倍の6000万画素だ。
α7R4は圧倒的な解像度であるが、GM5の1600万画素でも今のLightRoomのAIを使うと十分大全くらいには伸びる。
久しぶりにGM5を引っ張り出して撮ってみようか。